英語を勉強してきましたが、実際の会話はあまりしてこなかったせいか、英語冠詞の”a“と”the“の使い方がよく理解できていませんでした。
あるとき、英語冠詞の”a” と”the“の使い方の違いについて、アメリカの友達に尋ねたことがあります。その時、彼は例を挙げて説明してくれました。
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英語冠詞”a” と”the“の使い方の違い
Let’s go to an Eki … 1
Let’s go to the Eki … 2
という2つの英語の文章があります。どちらも、「駅へ行こう。」という意味ですが、1と2では冠詞が異なるので、当然、駅の意味が違います。
彼の説明によると、1の駅は駅全般を指し、どの駅でもいいから、どこかの駅へ行こう、という意味になるそうです。
2の駅は、会話をしている人にとって、その駅とわかる特定の駅を指し、例の駅に行こう、という意味になるのだそうです。
例えば、電車に乗ろうとしている時、乗るのはどこの駅からでもいいから、とにかく駅へ行きたいという場合は1で、いつも電車を乗り降りするあの駅へ行こうかという場合は、2になります。
ところで、彼も日本語を学んでいたのですが、”Station“より、”Eki“の方が短くて好きだそうです。
ほかに例を挙げると、”I ate an apple.“だと、単に「りんごを1個食べた。」ですが、”I ate the apple.“だと、お互いにわかる「そのりんごを食べたよ。」という意味になります。
彼の説明は、学校の授業でしか英語を習わなかった私にとっては、とてもわかりやすい説明でした。
冠詞の”a“と”the“についてもそうですが、英会話は、英語を母国語とする人から学ぶのが、一番正確で早いと思います。
もちろん、彼らも、学校で習う英語の授業は、必ずしも得意ではなかったそうです。日本人でも、みんなが国語の授業を得意としているわけではないのと同じです。
余談ですが、アメリカでは、普通は微妙という言葉を使わないそうです。それで、彼は、アメリカに帰ったら微妙を使ってみたいと言っていました。何か言われたら、”Uh-n, Bimyou.”と言ってみたいそうです。